医療法人秀峰会 うにた医院

伊勢市宮町の肛門外科,消化器内科,外科,麻酔科,リハビリテーション科,皮膚科,アレルギー科 うにた医院

〒516-0077 三重県伊勢市宮町1-7-18
TEL 0596-25-0161

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肛門疾患はすべて手術をしないと治りませんか?

痔瘻については手術を要しますが、痔核、裂肛などは大部分は保存的治療(排便習慣の改善、薬の使用等)に
より症状が改善したり治癒したりしますので早目の受診が望まれます。

当院ではほとんどの手術を日帰り入院で行っております。

日帰り手術の場合、麻酔は仙骨硬膜外麻酔、局所麻酔を主に選択します。

重症の痔瘻には腰椎麻酔を行います。 


☆痔核の手術

内外痔核、脱肛にたいしては、結紮切除術(痔核を除去し縫い合わせる)を

内痔核のみの場合には、注射による硬化療法(痔核を固めて縮小させる)、 結紮術(痔核を縛り脱落させる)等

も行っております。


☆痔瘻の手術

痔瘻の瘻管(トンネル)を除去し、内括約筋貫通部はシートン(ゴム、薬品を染み込ませた糸)を通して軽く縛り原

発巣を取り除く、ミニマルシートン法を主として行います。痔瘻の部位によっては、切開開放術(痔瘻を一度で除

去する)を選択することもあります。


☆裂肛の手術

軽度でも治りにくい場合には、外来で、肛門括約筋拡張と赤外線照射を

潰瘍を伴う場合には日帰り入院で、皮膚弁移動術を行います。


 

痔核(いぼ痔)とはどんな病気でしょうか?

肛門周辺の粘膜の下には、血管が集まって肛門を閉じる働きをするクッションのような部分があります。
肛門への負担が重なると、クッションを支える組織(支持組織)が引き伸ばされ、
クッション部分が大きくなり、出血したり肛門の外に出たりするようになります。これが痔核(いぼ痔)です。
痔核には、直腸側にできる内痔核と、肛門側にできる外痔核があります。
また、内痔核が大きくなって脱出するようになると肛門側の痔核、つまり外痔核を伴って内外痔核という状態になることもあります。
軽度の痔核は排便状態の改善と薬物治療を行ないます。中等度で内痔核のみの場合「結紮術」「硬化療法」などが適応されます。
高度となり外痔核を伴う場合は「結紮切除術」が適応となります。

 

日常生活で注意すべきことはなんでしょうか?

治療後も以前と同じように肛門に炎症を起こすような生活を続けていると新しい痔ができてしまいます。
再び痔にならないためにおしりに負担のかかる生活を改めることが、なによりも大切です。

◆規則正しい排便習慣を身につけましょう

  • 便通を整えるために食物繊維や水分を摂る
  • 便意があったらトイレに行く、我慢しない
  • トイレに長居をしない、いきむのは3分以内、無理に出しきろうとしない
  • 下痢を防ぐためにアルコール類、香辛料などは控える
  • 腸の働きをよくするために適度な運動をする
  • 便秘の原因になる無理なダイエットはしない

◆おしりを清潔にしましょう

  • 坐浴を行なう
    おしりに力がかからないように便器の上に洗面器を置いておしりを洗います。
    あるいは
  • 温水洗浄式便座を使う
    →水圧は弱めに
    →温度に注意
    →刺激し過ぎない
    →長時間使用は禁物
  • 洗った後、軽く水分を取る。
  • お風呂に入って血行をよくする
    お風呂に入るときは、石鹸でゴシゴシ洗うのではなく、お湯で流すようにして下さい。

◆おしりへの負担を減らしましょう

  • 長時間、同じ姿勢をとり続けない
  • 過労やストレスを避ける
  • 体を冷やさない

※座りっぱなし、立ちっぱなしは肛門がうっ血しやすいので、2時間おきにストレッチ体操などにより血行を改善しましょう。